長田 勇 ■ Official WebSite ■ 水中カメラマン

知念でもサンゴの移植活動が行われています。

水中で悪ふざけをしてインストラクターから『危ないからダメ！』とクギをさされた人はいると思いますが、本当のクギが水中でささっているのを見たことある人は少ないのでは？

移植サンゴのまわりにクギ。
これ、何の為だかわかります？

鋭い歯でサンゴをかじるブダイから、移植サンゴを守る方法の一つなんです。
カゴをかぶせる方法もあるのですが、コストがかかるのでクギを利用したりもします。

サンゴもある程度成長すれば、ブダイに多少かじられても大丈夫なので、クギは回収します。

移植サンゴは、植えたら終わりではなく、色々とメンテナンスも必要な為、愛情なくては移植活動できませ～ん。　大変だ～～。

２８日は、朝から知念で取材して、夕方から夜にかけて北谷での取材。
ダブルヘッダー取材で、１日合計５時間水中にいました。
ま～最大水深６ｍくらいだから、体には優しいんですけどね。

ここ２～３日、北谷の海が荒れていたため、北谷の移植サンゴを見に行けなかったのですが、心配なのは移植サンゴが産卵してしまっていたら・・・
産卵予想日は大潮前の２６日～２８日あたりと読んでいたので。

悪い予感的中。。。。。

すでに大半の移植サンゴは産卵を終えてしまってました・・・・
昨年のリベンジならず。。　　自然相手は難しいっす。

移植サンゴの横では、コクテンフグが寝ぼけてるし、ナマコは立ち上がって放精してるし・・・